葬儀費用を徹底解説

昔の葬儀と今の葬儀の写真

昔の葬儀と今の葬儀

時が経つに連れ、葬儀の費用は減少する傾向にあります。一昔前は1回の葬儀で200万円以上の葬儀は普通でしたが、現代ではかなり少なくなってきています。かわりに増えてきている葬儀は家族葬と呼ばれる葬儀です。家族葬は、これまでの葬儀を一般葬とし、その対を為すものとしての存在です。家族葬と一般葬の大きな違いは、参列者の数、葬儀の規模です。一般葬は、家族や親族はもちろん、故人が生前にお世話になった方やご近所の方、仕事関係の方、友人、知人など、呼べる人は片っ端から呼ぶ傾向にありました。ですが、時代が経つに連れ、葬儀にかかる費用の負担を避け、軽減をすべく、葬儀の規模を縮小する流れがあり、家族葬では参列者は主に家族と親族のみとするようです。異なるのは、参列者の数だけで、葬儀で行う儀式の内容は同じです。

昔の葬儀と現代の葬儀のさらに大きな違いは、葬儀の内容そのものが変化してきていることです。特に、それぞれの儀式を省略化する傾向が強いです。たとえば、昔にはなかった葬儀として一日葬と呼ばれる葬儀がありますが、これは通夜式を省いて、葬儀そのものを一日で済ませてしまおうという意図があります。こうすることで、費用的な負担の軽減もありますが、特にご年配の方々の身体的な負担の軽減につながるとして昨今では好意的に用いられている葬儀の形式となります。そして、さらに簡略化された葬儀として、火葬式もしくは直葬と呼ばれる葬儀がありまして、これは通夜のみならず告別式も省略し、火葬のみを行うという葬儀の形式です。儀式的なこととしては、炉前でお経を読む炉前読経があります。火葬式は最もコストを抑えられる葬儀のかたちとして、主に費用面での負担の少なさが支持されている理由です。

そして、2020年になってからはコロナの感染症対策として、葬儀規模をさらに縮小し、儀式の内容も簡略化する流れが加速化しているのが現状です。コロナ渦で生まれた葬儀として、後日葬と呼ばれるものがあり、火葬式などの儀式を親族のみで行い、コロナの収束後にあらためてお別れ会などを行う葬儀となります。この形式は、以前から芸能人の葬儀などでもよく取り入れられていた葬儀の形式ではありますが、コロナの影響で一般にも浸透しつつある葬儀の形態となります。

このように昔から今にかけて、葬儀の形態の変化とともに、葬儀費用は確実に下がる傾向にあります。当サイトでは、葬儀費用の相場について説明するとともに、葬儀の様々な形式の解説を織り混ぜて解説していきますので、ぜひ葬儀を行う際のご参考になさってください。いずれの形式を採用するにしても、葬儀を行うにあたって大事なことは1つです。それは、心をこめて故人をお見送りし、偲ぶということです。ぜひ、後悔のない満足のできる葬儀になるよう、ご準備をなさってください。

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